To be continued



さ、早く始めましょう。





ああ。任せてくれ。





よし。このサーバーでいいか。まずはセキュリティホールを探す。





うん。





よし。ルート権限を奪ったぞ。





じゃあ如月シュンを検索してちょうだい。





OK。今、調べてる。





一人もいないぞ・・・





そ、そんなどういう事なの?





考えたんだが、如月シュンは、まだ現代では、如月姓になってないんじゃないか?





あっそういう事か。これから結婚して、如月シュンになるという事ね。じゃあ、現在のシュンという名前の人をピックアップしてもらえるかしら。





OK。





だめだ。たくさんいすぎて絞り込めないな。





ふぅ。仕方ないわね。現代のシステムじゃ如月シュンを探し出すのは無理ね。





じゃあどーすんだ?





未来のアイテムを使おうと思うわ。これなら確実に見つけ出す事が可能なの。





ん?じゃあ最初からそれを使えばよかったんじゃないか?





リスクがあるのよ。だからなるべくなら使いたくはなかったの。この機械の端末を使えば特殊な電波が発生するの。そこを未来の警察に嗅ぎ付けられる確率は非常に高いわ。





なるほどな。だからできるだけ現代の技術で解決させたかったわけか。





そうなの。だからこの後、戦闘になるかもしれないから、心構えはしておいてね。





ああ。分かった。





この端末を使えば、この時代の人達が、どういう人生を歩んだかがざっとだけど分かるわ。





すげーな。さすが100年後の技術だ。





出た!けど・・・これは・・・





どうした?





いえ・・・その・・・





なんだよ。言いにくい事なのか?遠慮せず言ってくれよ。





如月シュンの正体が分かったわ。旧姓は藤堂シュン。あなたの友達よ!


To be continued
